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2016年7月19日 (火)

「白」の時代 text by JiroAsada

JALに乗るなら機内誌の『「白」の時代』を読むべきだ、とある方から勧められた。

浅田次郎さんが書いた「牛乳」への想い。

これを勧めて下さった方も「牛乳持論」を持たれている。

「牛乳」への賛否両論は永遠のテーマだと思う。

日本人の牛乳に対する「牛乳神話」は絶えることは無いだろう。

毎日の牛乳1杯を健康の基本とする世代。

銭湯や温泉の涼み所の傍らから、牛乳の存在が無くなる日は考えられない。

1リットル以上の牛乳を飲み、心身共に充実感と満足感を得る体育会系の若者達も少なくない。

かたや、牛乳を完全否定するドクターもいる。

人類の腸内環境を悪化させ、アレルギーを始めとする種々の病気の原因をつくるのは、「牛乳」の何者でもないと断言する友人医師さえいる。

果たして、どちらが正解なのか。

私の結論は、「どちらも正解」。

人の「食」に対する思いや考えは、エビデンスとは無関係であり、また、エビデンスを越えることがあるからだ。

「結果」は、確かに重要である。

しかし、人間は「結果」を左右させる能力がある。

それが「持論」であり「思い入れ」だ。

「カラダに良い」と思えば「カラダに良い結果」をもたらし、「持論」を突き進むことで「心身の満足感」をもたらす。

勿論、持論や思い入れを展開するだけでは結果に結び付かないことも多い。

そこは医学的なエビデンスも参考にして欲しいが…。

所詮、人は頑固な生き物だから難しいことも多い(笑)

牛乳だけではないが、その人の生きた時代と環境、そして周囲からの影響が「食」の原点を担う。

それに抵抗することは、基礎工事からのやり直しと同様、かなり大変である。

浅田次郎さんが仰るように、結果として牛乳が期待ほどの効果・効能を持ち得ていないと分かったとしても、牛乳を飲む人は嬉しく牛乳を飲む訳である。

だから、私は「どちらもあり」(笑)

個人の持論と嗜好を最大限に尊重した医療を徹底することも私のポリシーである。

是非、JALに乗る機会があれば、読んでみて欲しいなあ。

浅田次郎さんの世界観も面白いし。

ちなみに、私はカラダに良い悪い以前に、乳製品を使った料理が好きだから普通に摂っている(笑)

牛乳と合う料理も多いし…。

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馬渕知子

東京医科大学医学部卒業後、同医科大学病院皮膚科学講座に所属しながら同病院に勤務。 その後、マブチメディカルクリニックを開院、現在に至る(院長)。 内科学・皮膚科学が専門であるが、あらゆる科との提携を結び、 多面的に人間の体を総合的にサポートする医療を推進している。

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